トレンドの米粉スイーツと狭山茶を組み合わせたアイディアが素晴らしいです。全体のスタイリングも木のお皿を使うことで温かみを感じ、抹茶の緑を引き立たせているところが良かったです。
マーブルになったチョコをマドレーヌにコーティングしていて、高級感を感じられます。作り方にもグラム表記をすることで分量確認の手間が省けるような心遣いにも感心しました。
①ボウルに卵1個、グラニュー糖50gを入れ、湯せんにかけながらさらっとするまでよく混ぜる。
②薄力粉38g、抹茶パウダー7g、アーモンドプードル10g、ベーキングパウダー1gをふるい、①に加えてよく混ぜる。
③はちみつ大さじ1、溶かしたバター50gを加えてさらに混ぜる。
④180℃に予熱したオーブンで17~20分ほど焼く。粗熱が取れたらラップをして乾燥を防ぐ。
⑤コーティング用のホワイトチョコレート100gをさらさらになるまで溶かし、大さじ1ほど取り出して抹茶パウダー3gをダマが無くなるまで混ぜる。残りのホワイトチョコレートに混ぜ、薄緑色の抹茶チョコレートを作る。
⑥油や水分をきれいに拭き取ったマドレーヌ型に⑤を入れてスプーンを使ってまんべんなく伸ばし、冷めたマドレーヌをはめ込む。冷凍庫に15分ほど入れて取り出し、指でぐっと押して型から取り出して完成。
クオリティの高いスイーツだと思いました。難しいレシピですが、丁寧に説明しています。写真、レシピからも真摯に製菓に取り組んでいることが伝わってきます。高校生ということで今後の活躍が楽しみです!
◎アーモンドパウダー80g
◎粉糖80g
◎米粉(彩のかがやきをミルサーで粉砕)20g
●卵白1個分
●卵白(生食用)1個分
●グラニュー糖20g
☆抹茶(狭山茶使用)大さじ1
☆水10cc
□卵黄(生食用)1個分
□砂糖20g
□水20cc
■抹茶(狭山茶使用)大さじ1
■水小さじ1
コーティング用ホワイトチョコレート70g(湯煎で溶かしておく)
①溶き卵に◎をふるって加え、ハンドミキサーで白くもったりするまで混ぜる。●を加え低速で混ぜる。
②別のボウルに卵白を入れコシを切る。グラニュー糖を2回に分けて加え混ぜ、低速でキメを整える。ツノがたって折れるくらいまで。
③ ①に②を2回に分けて加え、ゴムベラで切り混ぜる。天板に流し入れ、生地の表面を平らにし空気抜きをして190度13~15分オーブンで焼く。
④焼き上がり後、ラップをかぶせておく。
①刻んだホワイトチョコを湯煎で溶かす。
②鍋に生クリームと抹茶パウダーを入れ沸騰直前まで温め、①に加えよく混ぜる。
①ボウルに卵黄、砂糖を入れ、湯煎で温めながらハンドミキサーでもったりするまで混ぜる。湯煎から外し、粗熱がとれるまでさらに混ぜ続ける。
②別のボウルにバターを入れ、白っぽくなるまで混ぜる。②を2回に分けて加え混ぜる。■を加え混ぜる。
①ビスキュイをラップごと裏返し、クッキングシートを剥がし表に返す。縦と横に十字に切り4枚にする。
②1枚の裏面にコーティング用ホワイトチョコを塗る。乾いたら裏返しシロップをうつ。
③ガナッシュの2分の1量をのせて塗り広げる。
④ビスキュイにシロップをうちその面を下にして③に重ね、シロップをうつ。
⑤クレーム・オ・ブールの2分の1量を塗り広げる。
⑥ビスキュイにシロップをうち、その面を下にして⑤に重ねシロップをうつ。
⑦ ③から⑤までの工程をもう一度行い、冷蔵庫で冷やす。残りのコーティングチョコレートを流し広げる。
⑧温めた包丁で4辺を切り落とす。
⑨飾り付けをして完成。
クリスマスツリーに見立てた盛り付けが素敵です。周りのスタイリングもおしゃれだと思います。レシピの丁寧さが作り手に寄り添っていると感じました。今後、インスタグラムにレシピが増えていくのが楽しみです。