（写真：保田 敬介）

今、SNSでも話題の「武蔵利休」。

農林水産省・日本農林漁業振興会が主催する「農林水産祭天皇杯」を受賞し、天皇皇后両陛下への拝謁をし、ローマ法王へお茶を献上している狭山茶の銘店、新井園本店が運営するお茶カフェです。小手指北口店で、お話を伺いました。

所沢市小手指に店舗を構えて４４年。
もともとはお茶の販売だけでしたが、約10年前に店内をリノベーションしてカフェをオープンしました。

「武蔵利休」のカフェは、現在、小手指店、ところざわサクラタウン店、メッツァビレッジ内にあるメッツァ店の３店舗。店舗によってメニューが少し違うのも楽しみのひとつです。飲料としてのお茶だけでなく、パフェ、ソフトクリーム、シェイクのほか、抹茶を使った狭山茶パスタなど、狭山茶の新しい楽しみ方を提案しています。

「“緑茶”というと“緑のお茶”と書きますよね。私たちは新鮮な色にこだわって商品をつくっています。抹茶を贅沢に使って、みなさんに楽しんでいただけるものを日々試行錯誤しています。」そう話されるのは、新井園本店の、新井久文さん。

「この緑色、実は抹茶の細かな葉の粒子が緑色の理由なんですよ。抽出したお茶は、透明感、黄金色、山吹色、黄色、といろいろありますが、それぞれしっかりとした味わいがあります。お茶で染め物をすると酸化して赤くなる。“お茶＝緑”のイメージがあるけれど、本当はいろいろな色と味が楽しめるのも、お茶の魅力のひとつなんですよ。」

「最近はSNSを通じて海外のお客様がお店に来てくださることもあります。海外でも様々なお茶の世界がありますね。たとえば、日本では日本茶の一煎目はお湯をちょっと冷ましてから淹れることで、お茶のうま味を感じることができると思います。もちろん、それぞれ淹れ方は違っていいと思いますし、飲み方も温度も自由だと思っています。温度にの違いによって甘味、苦渋味（くじゅうみ）が楽しめます。」

小手指北口店では、狭山茶の物販スペースと、カフェスペースが併設されています。
「武蔵利休」のあたたかな空間で、狭山茶を楽しみながら心地よい時間を過ごしませんか。

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お茶カフェ「武蔵利休」
【小手指北口本店】
●住所
〒359-1141　埼玉県所沢市小手指町1-15-5
●アクセス
西武池袋線「小手指駅」北口から徒歩3分
●営業時間
〇ショップ　10:00～18:30
〇カフェ　11:00～17:30（オーダーストップ 17:00）
休業日については店舗へご確認ください。

【ところざわサクラタウン店】
●住所
〒359-0023 埼玉県所沢市東所沢和田３丁目３１−３ ところざわサクラタウン 2F
●アクセス
西武池袋線「東所沢駅」から徒歩10分
●営業時間
平日　10:30～18:00（LO 17:40）
土日祝　10:30~19:00（LO 18:40）
●定休日
毎週火曜日

【メッツァ店】
●住所
〒357-0001 埼玉県飯能市宮沢327-6 メッツァビレッジ 1F
マーケットホール内
●アクセス
西武池袋線「飯能駅」北口から1番乗場
「メッツァ」行き直行バス 13分
「メッツァ経由武蔵高萩駅」行き路線バス 13分
メッツァ停留所下車
●営業時間
〇平日　11:00～18:00
〇土日祝　11:00～19:00
●ホームページ
<新井園本店>
https://www.araienhonten.co.jp/

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